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プロフィール

たか

  • 生年月日:1976/8/5
  • 仕事:研究開発
  • 座右の銘:思い立ったが吉日

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01月27日(金)

国立劇場邦楽鑑賞会に行く。

 あっという間に売り切れてしまうらしいこの演奏会のチケットを入手できていた私は幸せだ。この演奏会は二日間で長唄の会と三曲の会が行われる。私はお師匠が出ている1月28日(土)長唄の会(前半)を聴いてきた。
 しおりによるとこの演奏会は「国立劇場会場以来、継続して上演しており、第一線で活躍する演奏家による、古典曲を中心とした番組をお届けしています」というものだ。なるほど出演しているのは、長唄を知って一年にも満たない私ですら顔と名前が一致するくらいの著名な面々ばかり。何人もの人間国宝を含むこれだけの演奏家を一日で聴けるこの会はとてもお得で貴重だ。演奏された曲は
・ 娘七種
・ 蜘蛛拍子舞
・ 傾城
・ 賎機帯
の四曲。どの唄も、発表会や演奏会で耳にしたことはあると思うが、CDを持っていないのであまり詳しくは知らない。
 では感想をつらつらと。

  • 舞台の左右両側の電光掲示板で、歌詞を唄い手が唄うのと同時に表示していくという舞台装置がすごいと思った。
  • 蜘蛛拍子舞は、長く変化に富んでいて聴き応えのある曲だった。歌詞のストーリーも面白い。いつかはこんな曲やってみたいもんだ。これのタテだったカツクニさんの三味線にシビれた。静かなフレーズの撥運びがちょいと参考になった。
  • 同曲の唄のワキだったコマゾウさんは、昨年10月の坂東流つぼみ会でも拝聴したが、素敵な声だ。
  • 「賎機帯」はこの日まで「センキタイ」と読むのだと思っていたら「しずはたおび」だった。
  • この会のプログラムの曲の解説(吉野雪子さんという方)が非常に丁寧で詳細で面白い。
    これの「傾城」の曲紹介を読むと、

    この曲は河東節を取り入れた曲として名高いが、河東節以外にも一中節、半太夫節、豊後系浄瑠璃などの旋律を巧みに取り入れて、従来の長唄とは違った浄瑠璃気分に溢れた粋な曲となっている

    とある。何も知らないでこの曲を聴くより、河東節などの長唄以外の音楽も少し知っていれば、きっともっと楽しく聴けるのだろうと思った。
  • 愚かにも寝坊をした私は最初の娘七種をほとんど聞き逃した。
  • この日は雪がすごかった。

 この会はぜひ来年も聴きに行かねばならん。